令和5年5月12日に鹿児島で開催された第66回日本糖尿病学会年次学術集会に参加しました。

口演81・薬物療法SGLT2阻害薬のセッションで、2型糖尿病におけるSGLT2阻害薬・ルセオグリフロジン腎機能ステージ別腎機能改善効果についてー第2報を発表しました。

昨年に続き腎機能の変化を24ヶ月に渡り解析した結果、12ヶ月目と同様の結果が24ヶ月持続することと、12ヶ月目に認めたRAS阻害薬との併用効果が24ヶ月目にキャンセルされる事が分かりました。

今回発表後、会場からもSGLT2阻害薬の腎臓局所内でのRAS阻害に関する質問や、MRAでの解析もしてはどうかなど活発な討議ができ、来年に向けた課題を頂きました。

また、昨年糸球体濾過率の低下が腎機能低下によるものではないかとの質問を頂きましたが、糸球体過剰濾過改善であることが証明でき1歩前進したことを実感できました。




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