週1回注射薬セマグルチド(ウゴービ)は、もともと糖尿病治療薬として承認されたGLP-1受容体作動薬の1つです。
体重減少作用があることが証明された糖尿病治療薬として開発されています。
日本では2023年1月27日、厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会で肥満症を適応として承認が了承されました。
今回2023年11月22日に薬価収載がされ、日本の実臨床でもいよいよ使用可能となります。

日本人を含んだ東アジア人を対象とした臨床試験(STEP6試験)では68週間後の体重が、ウゴービ2.4mg群で-13.2%、ウゴービ1.7mg群で-9.6%プラセボ群で-2.1%という結果になっています。

ウゴービを肥満患者さんにに処方する際の注意点についてお示しします

▼適切な選択基準に従う
ウゴービ皮下注はGLPー1受容体作動薬で、対象は肥満症の患者。適応は、①BMIが35以上、②またはBMIが27以上で合併症(糖尿病、高血圧、脂質異常症のうち 2つ以上)がある肥満患者に限定されています。
適切な選択基準に従って、適切な患者さんに処方されます。
用法・用量は通常、成人には、セマグルチド(遺伝子組換え)として0.25mgから投与を開始し、週1回皮下注射します。
その後は4週間の間隔で、週1回0.5mg、1.0mg、1.7mg及び2.4mgの順に増量し、以降は2.4mgを週1回同一曜日に皮下注射します。

▼副作用に注意する
ウゴービは、副作用として吐き気、嘔吐、下痢などの消化器症状および重篤な副作用として低血糖、膵炎、胆嚢炎、胆管炎が報告されています。
このため、ウゴービを使用する際には、副作用について十分な注意が必要です。特に、薬剤開始後の1ヶ月以内に消化器症状を中心とした副作用が出やすいので注意が必要です。
当院ではセマグルチド内服および注射の豊富な使用経験があり、適切な増量を行いますし副作用にも適切に対処できます。

▼糖尿病治療薬との併用に注意する
セマグルチドは、糖尿病治療薬としても使用されているため、糖尿病を合併している患者さんには、血糖値コントロールと体重減少の両方の効果が期待できます。
しかし、ウゴービを糖尿病治療薬と併用する場合は、低血糖症を引き起こすことがあるため、医師の指示に従う必要があります。

▼適切な投与方法に従う
ウゴービは、週に1回の自己注射として使用されます。
不適切な使用は膵炎、胆嚢炎あるいは低血糖や消化器症状を初めとする有害な副作用を引き起こす可能性があります。
投与方法については、医師の指示に従い、正確な投与方法を守る必要があります。

▼定期的な検査を受ける
ウゴービを使用する際には、定期的な検査を受けることが推奨されています。
定期的な血液検査や医師の診察を受け、副作用や効果の確認を行うことが重要です。
従ってオンライン診療のみの処方などは出来ない薬剤です。

※以上の文章はOpenAIのchatGPTを使用し作成し、院長が訂正しています。


※米国・Novo Nordisk社、WegovyのHPより

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