骨粗鬆症と骨密度測定
骨粗鬆症とは骨密度が低下して、骨折しやすくなる骨の病気です。
特に閉経後の女性では女性ホルモンの減少により骨粗鬆が起こりやすくなります。
また、糖尿病、腎不全やステロイドなどの薬剤により骨粗鬆症が起こることがあります。
骨粗鬆を診断するには、超音波やx線を使って骨密度を測定しますが、当院ではDEXA法という整形外科で一般的に行われている方法で診断をします。
高齢の女性で背中が円くなった、身長が若い頃よりも3ー4cm以上も低くなった、知らないうちに脊椎の圧迫骨折をしていた方は骨粗鬆症の可能性が考えられます。
もし、骨粗鬆症と診断された場合は骨密度を改善させる内服薬や注射薬を使用して、その効果判定を6ヶ月毎に行なっています。